Kuraves-Th・G2を用いた赤外線法面調査事例

※Kuraves-Th,G2は、倉敷紡績(株)の開発したソフトウェアです
法面の背面空洞調査では、昼間と夜間の2回撮影を行います。→理由
昼間撮影   夜間撮影
昼間:うきは、高温(白色)となります。 夜間:うきは、低温(黒色)となります。
2つの画像を「KuravesTh」を用いて解析。「KuravesTh」を用いることにより、同時に撮影した可視画像との重ね合わせも簡単にできます。
   
解析を行うことにより、2つの画像を見比べただけでは分かりにくい箇所も抽出することができます。
 
赤外線画像解析から結果を抽出し、結果図を作成します。
平面的な構造物の壁などは、面で表現できるため2次元の画像結果をそのままの形で表現することが可能です。ところが、法面には凹凸があり、形状も複雑で図面がないことも多くあります。
当社では、デジタル画像から3次元解析を行う「Kuraves-G2」を併用することにより、法面を画像から3次元計測します。法面の3次元解析結果と、赤外線解析結果を併せることによって、より結果を理解しやすい成果品にすることが可能です。
 

KuravesG2による3次元解析結果例
法面の形状を立体的に表現できます

 
KuravesG2から作成した正面図に、赤外線画像から抽出した結果図をプロットしたもの。


緑:健全部、赤色:背面空洞部

 
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